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コンテナ船

引船使用基準

阪神港大阪区 / 阪神港大阪区特例としての引船使用基準 / 阪神港神戸区

阪神港大阪区引船使用基準
平成27年4月1日

本船
(総トン数)
引船の型及び隻数
バウスラスター(B/T)装備船スラスター非装備船
B/T能力
所定馬力以上
B/T能力
所定馬力未満
3,000トン未満小型 1隻小型 1隻小型 1隻
3,000トン〜
10,000トン未満
Ⅰ型 1隻Ⅰ型 2隻Ⅰ型 2隻
10,000トン〜
25,000トン未満
Ⅱ型 1隻Ⅱ型 1隻
Ⅰ型 1隻
Ⅱ型 2隻
(15,000トン未満は1隻Ⅰ型)
25,000トン〜40,000トン未満Ⅲ型 1隻Ⅱ型 1隻
Ⅰ型 1隻
Ⅱ型 2隻
40,000トン〜60,000トン未満Ⅲ型 1隻Ⅲ型 1隻
Ⅰ型 1隻
Ⅲ型 1隻
Ⅱ型 1隻
60,000トン以上Ⅲ型 1隻Ⅲ型 1隻
Ⅰ型 1隻
Ⅲ型 2隻
又はⅡ型 3隻
  1. 引船の分類
    • 小型:1,000PS未満 Ⅰ型:1,000〜2,000PS未満 Ⅱ型:2,000〜3,000PS未満 Ⅲ型:3,000〜4,000PS未満
      Ⅳ型:4,000〜5,000PS未満 Ⅴ型:5,000〜6,000PS未満 Ⅵ型:6,000〜7,000PS未満
    • 10,000トン以上の本船に使用されるⅠ型引船は1,660PS以上とする。
    • 60,000トン以上の本船に使用されるⅢ型引船1隻は3,600PS以上とする。
  2. バウスラスター(B/T)所定馬力
    PS:連続最大出力(HP)
    本船総トン数B/T能力
    5,000トン未満400PS以上
    5,000トン〜7,000トン未満600PS以上
    7,000トン〜15,000トン未満800PS以上
    15,000トン〜25,000トン未満1,000PS以上
    25,000トン〜40,000トン未満1,200PS以上
    40,000トン〜50,000トン未満1,400PS以上
    50,000トン〜70,000トン未満2,000PS以上
    70,000トン以上打合せ決定
  3. 操船者と次の事項について十分に打合せの上、本基準の型及び隻数を変更することがあります。
    1. ①大阪区全体の引船配船状況
    2. ②気象海象状況
    3. ③本船の船型及び操縦性能
    4. ④バースの使用状況
    5. ⑤水深と喫水との関係により、操船水域が制限される場合
    6. ⑥特例としての引船使用基準(水先人乗船の場合)は別表による。
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阪神港大阪区 特例としての引船使用基準(水先人乗船の場合)
平成27年4月1日

  1. 総トン数3,000トン未満の船舶がドルフィンに着離岸する際は、引船2隻を使用する。
  2. 総トン数1,000トン未満の船舶が回し付けをする際は、引船1隻を使用する。
  3. 総トン数1,000トン以上〜3,000トン未満の船舶が回し付けをする際は、引船2隻を使用する。
    ただし、バウスラスター400PS以上を有し、充分な回頭水域がある場合は1隻の使用とする事ができる。
  4. 総トン数3,000トン未満の船舶であるが、明らかに減トン策によっていると判断される場合は、引船2隻を使用する。
    ただし、バウスラスター600PS以上を有する場合は、1隻の使用とする事ができる。
  5. 山越し着岸、山越し離岸となる船舶の着離岸及び河川運河等において他船と接近して着岸している小型船が離岸する際は、状況に応じて引船数を増加できる。
  6. バウスラスタ−を装備し、通常引船1隻を使用する船舶が、回し付けをする際は、引船2隻を使用する。
    ただし、充分な回頭水域がある場合は1隻の使用とする事ができる。
    • 充分な回頭水域がある場合とは、総トン数10,000トン未満の船舶を回し付けするHS1〜3岸、 J1〜5岸及び管制に余裕のある時間帯のL7〜C7岸水域を示す。
    • バウスラスターは公称能力が使用できることを条件とする。
  7. バウスラスタ−を装備し、通常、引船1隻を使用する船舶が、深夜に着離岸する場合は、状況に応じて引船2隻を使用することができる。
  8. バウスラスタ−を装備した総トン数50,000トン以上の船舶が、C1〜C4、C8、C9、C10、C11 を使用する場合は、次の引船、隻数を使用する。
    本船総トン数B/T能力引船の型及び隻数
    50,000トン以上
    70,000トン未満
    2,000PS以上Ⅲ型 1隻
    C1〜C4の入出港、C8,C9岸の出港時はⅠ型 1隻を追加
    2,000PS未満Ⅲ型 1隻 と Ⅰ型 1隻
    70,000トン以上新しく打合せする
    *C1〜C4に於けるⅠ型のタグ作業は主として警戒作業
    入港時 中突堤より着岸まで
    出港時 離岸から港大橋通過まで

  9. W1(中央突堤北岸壁)に総トン数20,000以上の船舶が着離岸する場合は、その都度打合せする。
  10. GROUSE ARROW号(全天候型)が着離岸する際は、Ⅲ型引船1隻を使用する。
    (G.ARROW型 国際44,398 新トン数23,149 LOA 185m B/T 2,700PS)
  11. 全長230m以上の船舶がP1(中山西岸壁)に着岸する際は、Ⅱ型引船3隻を使用する。
    1. ①W49(梅町西岸壁)を使用する全長230m以上の重油タンカーに対する引船数は、次のとおりとする。
      1. (イ)全長240m以上の船舶
        着岸時 Ⅲ型 2隻 + Ⅱ型以上 2隻
        離岸時 Ⅲ型 1隻 + Ⅱ型以上 2隻
      2. (ロ)全長230m以上の船舶
        着岸時 Ⅱ型以上 4隻
        離岸時 Ⅱ型以上 3隻
    2. ②W49(梅町西岸壁)を使用ケミカルタンカー(3,000GT〜25,000GT<190m>)に対する引船数は、2隻とする。
    3. ③入出港に際し、大阪区第1号、第2号灯浮標と係留施設間の警戒用として、使用タグの内2隻を兼務させる。
  12. 日没以降、船舶がドルフィンに着岸する場合、ドルフィン照明用として小型引船1隻を使用する。
    ただし、強力な投光器を有している交通艇でもよい。
  13. W25(梅町岸壁)にポンツーン設置のうえ使用する深喫水の船舶が着岸する際は、警戒用として小型引船1隻を使用する。
    ただし、パナマックス型船(30,000トン以上)は、小型引船に代えてⅡ型引船1隻を警戒兼操船用とし、合計引船3隻を使用する。
  14. 第10号岸壁を使用する総トン数5,000トン以上の船舶が着離岸する際は、操船用引船の他に警戒用として小型引船を配備する。
  15. 5万総トン以上の客船については、バウ・スターンスラスターの能力に応じて引船を配備する。
    風速7m/s以下の場合、バウ・スターンスラスターともに 1/2以上の必要横押し力のスラスターを装備していれば、タグボートを使用せずに本船は着離岸が可能であるが、緊急時の操船支援及び警戒船として、次のとおり引船を配備する。
    1. ①バウ・スターンの必要横押し力以上のスラスターを装備している場合
      1. 初入港時
        引船1隻(Ⅲ型以上)+ 引船警戒船1隻(Ⅰ型以上)
      2. 初出港時
        初入港時に、スラスターの能力が十分な推力を有していると、水先人が判断すれば、引船1隻(Ⅲ型以上)と必要時に通船型警戒船1隻を配備する。
      3. 2回目以降
        引船1隻(Ⅲ型以上)と必要時に通船型警戒船1隻を配備する。
    2. ②バウ・スターンの必要横押し力以上のスラスターを装備していない場合は、その都度打合せをする。
    3. ③風速7m/sを超える場合は、水先人判断で対応する。
      (基準表)
      風圧面積基準風速風圧力必要横押し力バウ必要横押し力スターン必要横押し力
      5,000719.6032.6716.3416.34
      6,000723.5239.2019.6019.60
      7,000727.4445.7322.8722.87
      8,000731.3652.2726.1426.14
      9,000735.2858.8029.4029.40
      10,000739.2065.3332.67 32.67
      11,000743.1271.8735.9435.94
      12,000747.0478.4039.2039.20
      m/sキロトンキロトンキロトンキロトン
  16. PCC の基準
    1. ①風速6m/sを基準とする。
      風速6m/s以下の場合
      • 新トン数(日本トン数)32,000トン以上、B/T能力1,800PS以上は引船1隻
      • 新トン数(日本トン数)24,000トン以上、B/T能力1,200PS以上は引船1隻
    2. ②朝一番の引船隻数については、前日の港湾天気予報を参考にする。
    3. ③当日の気象(風向、風速)による引船の増減は水先人の判断による。
  17. バウ・スターンスラスターを装備した船舶については、スラスター能力、喫水を基に打合せをする。
11万GT級コンテナ船の曳船配備の目安
Bow Thruster(4000HP)装備船の場合の曳船(3600HP 以上)隻数
平均風速 8m/sec以下 8m/sec~10m/sec 10m/sec~12m/sec 12m/sec以上
入港 1隻 2隻 3隻 運航中止の目安
出港 1隻 2隻 3隻 運航中止の目安
(備考)タグ3隻使用時は、船尾に2隻のタグを想定
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阪神港神戸区引船使用基準
平成27年4月1日

スラスター非装備船に対する引船使用隻数・型の基準
本船(総トン数)引船の型及び隻数備考
〜 5,000トン未満Ⅱ型 1隻専用船桟橋に着桟する時、
又は新総トン数所有の多層甲板船は2隻
5,000〜 7,000トン未満Ⅱ型 2隻
7,000〜10,000トン未満Ⅱ型 2隻
10,000〜40,000トン未満Ⅱ型 2隻
40,000トン以上Ⅲ型 2隻又はⅡ型 3隻
バウスラスタ−装備船に対する引船使用隻数・型の基準
本船(総トン数) B/T能力 引船の型及び隻数
PS KW
5,000トン未満 標準400 標準294 Ⅱ型 1隻
5,000〜7,000トン未満 標準600 標準441 Ⅱ型 1隻
7,000〜15,000トン未満 800以上588以上 Ⅱ型 1隻
800未満 588未満 Ⅱ型 2隻
15,000〜25,000トン未満 1,000以上 736以上 Ⅱ型 1隻
1,000未満 736未満 Ⅱ型 2隻
25,000〜45,000トン未満 1,200以上 833以上 Ⅲ型 1隻
1,200未満 833未満 Ⅲ型 1隻・Ⅱ型 1隻
45,000〜75,000トン未満 1,400以上 1,030以上 Ⅲ型 1隻
1,400未満 1,030未満 Ⅲ型 1隻・Ⅱ型 1隻
75,000トン以上 2,000以上 1,471以上 Ⅲ型 1隻
2,000未満 1,471未満Ⅲ型 1隻・Ⅱ型 1隻
Ⅲ型 3,000PS〜4,000PS未満
Ⅱ型 2,000PS〜3,000PS未満
PS 連続最大出力(HP)
B/T バウスラスター
S/T スターンスラスター
40,000総トン以上でB/TとS/Tを装備する船
・B/T 1,200PS以上 S/T 1,000PS以上の船:Ⅲ型 1隻
・B/T 1,200PS未満 S/T 1,000PS未満の船:Ⅲ型 1隻・Ⅱ型 1隻
11万GT級コンテナ船の曳船配備の目安
Bow Thruster(4000HP)装備船の場合の曳船(3600HP 以上)隻数
平均風速 8m/sec以下 8m/sec~10m/sec 10m/sec~12m/sec 12m/sec以上
入港 1隻 2隻 3隻 運航中止の目安
出港 1隻 2隻 3隻 運航中止の目安
(備考)タグ3隻使用時は、船尾に2隻のタグを想定

引船は当時の配備状況により、また、気象状況・本船の操縦性能・船型・バ−スの状況等により、隻数・型が増減することがあります。

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